100種類以上の素材から選べる「森の位牌」が2018年度グッドデザイン賞を受賞しました!
いのりオーケストラとして5度目のグッドデザイン賞を「森の位牌」が受賞しました。
森の位牌を選んでくださったお客様、一つ一つ丁寧に製作してくれた職人さん、心を込めてデザインしてくれたデザイナーさん、そして木材の収集に協力頂いた全国のたくさんの方々へ感謝を込めて。
ありがとうございました!
いのりオーケストラ スタッフ一同
■2018年度グッドデザイン賞審査委員セレクション「私の選んだ一品 」に選出されました。
2018年度グッドデザイン賞審査委員が選ぶ、個人的なお気に入りや気になる受賞デザインが紹介されます。
分野の一線で活躍する国内外の86名の審査委員の関心を集めた最新のグッドデザイン賞受賞デザインを審査委員によるコメントと共に受賞展に先駆けて展示予定です。
会期:10月3日(水) -11月4日(日) 11:00-19:00 会期中無休
会場:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F 入場無料)
http://www.g-mark.org/gdm/index.html
■森のように十人十色。 木の持つストーリーに故人の人柄や生きざまをを重ね合わせる位牌
「果物が大好きだった母」には、リンゴの木からできた位牌、「ウクレレの演奏が好きだった父」にはハワイにちなんでハワイアンコアの位牌、など、生前の姿を思い浮かべながら、木がそれぞれ持つストーリーと重ねて選ぶことで、愛着を持てる大切なお位牌となります。選べる素材は100種類以上と、日本最多のラインナップ。
家族のイメージ、雰囲気にあわせて、さまざまな個性から選べる、十人十色の天然木のお位牌です。
人の人生と同じように、木それぞれが意味、奥深いストーリー・意味を持っています。
お客様にとって、手を合わせるたび、ご家族の面影を感じられるようなお位牌であれば、、と思っています。
■森の宝石。世界に一つの個性と表情。
森の位牌に使用されている木材は、着色などをせず、自然がつくる模様や色味をそのまま表現しました。
天然木は人と同じく、生まれも育ちも様々です。人の顔と同じように、同じ模様、同じ色の木は二つとしてありません。何十年、何百年もの長い年月を晴れの日も雨の日も大地とともに歩んできた森の木々。人の手では作れない自然の恵み、何十年もの時間という換算できない価値をもった銘木はまさに「森の宝石」ともいえます。同じ色、同じ模様の木はありません。木目や模様の個性も愛おしく思える、世界でたった一つのお位牌となるのです。
■伝統的なかたちを、限りなくシンプルに。
お位牌のフォルムをそのままに、温故知新のシンプルさを。直線と曲線を組み合わせた、これ以上ないシンプルなデザイン。部屋の中、お仏壇の中に置いてもすっきりとした印象に。洋風・和風どちらにも見えるニュートラルな雰囲気が特徴です。天然木の魅力をひきだす、主張しない自然な意匠を目指しました。
■夫婦位牌に。並べて飾れるお位牌。
お位牌をふたつ並べて飾れる、夫婦位牌にも。横に並べるとぴったりとつながって、寄り添うようなシルエットに。それぞれの個性の色を選びつつ、並べて飾れる夫婦位牌としても使えます。
その姿は、お仏壇の中で場所を取らずに飾ることができるという問題解決だけではありません。 故人の方々がお仏壇の中で寄り添うことで、また一つの家族の姿を再現してくれます。
いつもの二人の姿が浮かぶような、どこか面影を想い出すような、祈りのシンボルに。
■審査委員による評価コメント
位牌の素材に木を採用し、その種類を極めて豊富に展開することによって、今までの画一的で没個性的であった位牌のイメージを一新し、また、選ぶ木の種類によって、故人の個性まで表現できるといった新たな選択肢を提供しているデザインを評価した。造形や仕上げで装飾的な要素を極力廃したシンプルなデザインは、木の素材ならではの柔らかく優しい印象で好感が持てる。サイズ感もコンパクトで、複数の位牌を並べる際の収まりにも配慮されており、現代の日本の居住空間の中でも違和感無く溶け込むことだろう。
■グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで59年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は40,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
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