旧字体など、特殊な漢字でのお位牌作成について。
本位牌を作成する場合、まずお寺から白木位牌(仮位牌)をいただいて、その内容をもとに本位牌をお作りします。
(お寺によっては仮位牌ではなく、専用の用紙に戒名が記されているケースがあります。)
この時、お寺からいただいた白木位牌の文字の中に旧字体などの特殊な漢字や異字が使用されていることがございます。
■一般的な文字と旧字体の例
当店にてお位牌をご依頼いただく際、お手元の位牌に旧字体などが使われている場合は、ご注文時に当店までお知らせいただければ幸いです。
(例:高の字ははしごだかの高を希望 ※ご注文ページの備考欄へご記入ください。)
一般的なパソコンやワープロで変換が可能な文字については対応させていただくケースがほとんどですが、一部の旧字については文字彫りが難しい場合もございます。判別の付きにくい複雑な文字等は都度、ご相談くださいませ。
■「必ず白木位牌の通り旧字にしなくてはならないのでしょうか?」というご質問について。
現在ではお手元に置いていただくお位牌を少しでも身近に感じられるように、という思いから、親しみのある一般的な漢字(常用漢字)に変換して作成いただくケースも増えております。
※文字の変更については一度お寺にてご相談いただけましたら幸いです。
■「令和」の文字について
2019年5月1日より、元号は「平成」から「令和」へと変わりました。
この令和の字ですが、書体によっては書き方が少しだけ違う文字となります。
当店で製作しているお位牌の文字では下記のように対応させていただいております。
■「令和」の文字の形 各書体
伝統文字のみ、「令」の文字が「マ」のような形の異なった書き方となっております。
文字としてはどれも同じ意味となりますので、ご使用いただく際は問題ございませんので、ご安心ください。
お位牌作成の際、文字の形が気になる方は、こちらも合わせてご覧いただきながら、ご検討いただければと思います。
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