グッドデザイン賞受賞の「A4仏壇」から特別モデルが登場。
いのりオーケストラ15周年を記念し製作された特別モデル「A4-MUKU edition15」が追加となりました。
「木を読み・切り・削り・そして組む」手仕事&無垢材だから可能な柔らかな曲線と手仕事ならではの繊細さが特徴です。A4仏壇「A4-MUKU edition15」
作品詳細 https://www.inori-orchestra.net/shopbrand/a4-butsudan/
家具との調和を考えた、A4サイズの仏壇です。核家族化に伴い、マンション住まいや賃貸物件が増えた近年、仏壇の置き場所に苦慮するケースが増えてきました。暮らしの中でもっとも自然なサイズ感、家具との調和を考えた結果、たどり着いたのは、誰もが知っているA4サイズという大きさでした。
「A4サイズだったら、持っている家具にも合わせることが出来、置き場所にも困らない」という共通の感覚・サイズ感により、仏壇を置くという伝統を現代につなぎ、より身近な存在にします。又、使う人の状況に合わせ、たったひとつの箱から何十通りもの置き方に展開することができ、飾り方を自由に選べるというデザイン面での特徴も持っています。
A4サイズのスペースさえあれば、雑誌とほぼ同等の大きさの為、一般的なシェルフや収納家具にも置くことができます。それにより、仏壇の置き場所としては今までにない選択肢が生まれます。また縦置き・横置きができるほか、パーツのレイアウトを組み合せることで、好みに合わせた自由な飾り方ができます。インテリアに干渉しない、シンプルな見た目とサイズで、部屋の雰囲気をそのままに飾れます。
誰もが日常的に見たり触れたりしている大変馴染みのあるA4のサイズ感は、感覚的にも親しみやすい要素があります。女性一人でも持ち運びやすいサイズ・重さは、部屋の模様替えや引っ越しなどの必要に応じで移動も容易にできます。例えば、ご年配の方が一人暮らしで使用する際には日常的なメンテナンスの苦労も軽減されます。
日本人にとって仏壇という存在は、宗教を超えたシンボル的な役目を担っていたとも言われています。感謝する心の表現でもあり、家族をつなぐ絆でもありました。もし仏壇が大きさや暮らしに合わないデザインという理由で遠い存在になってしまうのであれば、サイズこそ小さくても存在意義は十分にあると思います。ひとつの問題の解決によって「祈りや供養」という伝統の本質が、より多くの人に伝播するきっかけになるよう願っております。
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