やさしい骨壷「ゆりかご」に込めた想いとは?
グッドデザイン受賞、ゆりかご隠されたデザイン
上の写真にあるように、ゆりかごには特殊な調合をした「光を透す土」が使われています。
なぜそんな特殊な土を使うことになったのか?今まで公表したことはなかったのですが誕生から5年が経過し、たくさんのお客様に愛される作品となってくれた今だからこそ、お話させて頂きたいと思います。
ゆりかごは光の透す土との出会いから生まれた作品
骨壺の中に光が透き通ることで、骨壷の中が真っ暗で寂しくないように。という想いを込めてデザインされました。
もちろん見えない部分ですし、光が透き通る土を使うことで何かが起きるという事ではありません。「暗く冷たい場所ではなく、温かくやさしい場所で安らかに眠れるように」という想いから見えない部分に込めた「やさしさ」。
これこそが私たちが作品と一緒にお客様に届けたかったものなのです。そして、その想いをこの作品の名前として「やさしい骨壷」と名付けました。
木・土・手から生まれる温かさ。
大地のぬくもり、土と木から生まれた陶器のお骨壷 「ゆりかご」。
日本六古窯のひとつ信楽焼(しがらきやき)の歴史と共に、1点1点ロクロ挽きにより手造りされています。両手でそっと温めるように持つことができる、ころんとした丸みのあるフォルム。自然素材の優しい手触りと、祈る人の手のぬくもり。安らかに見守るようなお骨壷 「ゆりかご」です。
「グッドデザイン賞」(公益財団法人日本デザイン振興会主催)を受賞。「従来の骨壺にはないやさしい印象」「こうした手の中にぴったり収まるサイズのやさしさのある小さな骨壺は、ユーザーに求められていたものだろう」(評価コメント引用)」として高く評価されました。
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