0歳未満の赤ちゃんの骨壺の選び方/赤ちゃん用の小さな骨壺7選
赤ちゃんを死産・流産で亡くされた親御さんからよくいただくご質問/ご要望
「赤ちゃんの骨壺はどのサイズを選んだらよいのか?」
「自宅供養をしたいので、かわいい骨壷を選んであげたい」
「他の人はどんな骨壷を骨壺を選んでいるの?」
■赤ちゃんの骨壺 一般的なサイズは…
赤ちゃんの骨壺として、葬儀社さんや火葬場でご用意されることが多いのは、2寸~3寸ほどの大きさとされています。
2寸~3寸の大きさの骨壺の場合、骨壺目一杯にお骨が入ることはあまりなく、大体の方は、骨壺の半分、それ以下のお骨量の場合が多いようです。
同じご月齢であっても、ご火葬の時の温度、赤ちゃんのご体格によっても個人差があるので、余裕をもって少し大きなサイズをご用意されるのが一般的です。
お客様の中には、
(1)「火葬の日までに骨壺を用意したい」という方
(2)「すでに葬儀社で用意してもらった骨壷があるが、自宅のインテリアになじむような骨壷に移し替えたい」という、両方の方がおられます。
(1)のお客様の場合、赤ちゃんのご体格によってお骨の量に個人差があるので、月齢ごとの大まかなサイズとして、下図をご参照ください。
(2)のお客様の場合、陶器の骨壺の中に、どの程度のお骨が入っているのか、ご確認ください。
【例】3寸の骨壺に半分程度のお骨が納められている場合は、300ccの半分=約150ccほどとなりますので、「ガラス骨壺のSサイズ」「ガラス製のるり・しんじゅ」「大きなゆりかご」相当の容量になるかと思います。
■自宅供養のための骨壷が生まれた背景
仏教の場合、骨壺は、四十九日にお墓へ納骨をされるケースが一般的です。
一方で、昨今、様々な事情から、すぐには納骨をせず、自宅供養をされる方もいらっしゃいます。
◆自宅供養を選択する理由
〈1〉お墓をまだ持っていないケース
〈2〉四十九日を過ぎた後も、気持ちが落ち着くまで納骨は行わず、骨壺を自宅に保管し、自宅供養をするケース
〈3〉お墓を持たず、海洋散骨・樹木葬などを行い、お骨の一部を自宅に保管するケース
上記のような場合、納骨しない骨壺は、皆が集うリビングなどに置き、故人のための空間を用意される方が多いです。
そこで生まれたのが、和洋問わず、現代の住空間にそのまま置いても自然になじむデザイン・大きさの骨壺です。
和室・洋室問わずに、暮らしになじむものを追求した結果、限りなくシンプル、自然素材、ナチュラルな色合いや質感を生かした骨壷が生まれました。
小さな骨壷を大きさ別に並べております。下記写真をご参照ください。
流行などに左右されない意匠として、多くのお客様に選んでいただいた骨壺の数々。
代表的な7種の骨壺を、#赤ちゃんの月齢 #素材・特徴 #容量を中心にご紹介いたします。
[20週未満の赤ちゃん用]
持ち運べる木の骨壺「いろは」
ガラス製ミニ骨壷シリーズ
木の骨壺「つみき」
陶器の骨壺「ゆりかご」
+woolの骨壺
[約20週~約40週の赤ちゃん用]
ガラス製骨壺Sサイズ
大きなゆりかご
番外編
市販お骨壺(4寸以下)をやさしく守る「てんしのおうち」。骨壺カバー、ミニ仏壇として
■人気No1.グッドデザイン賞受賞のやさしい骨壷「ゆりかご」
#20週未満の赤ちゃんの骨壺
#20週~臨月まで(大きなゆりかご)
#素材:陶器/木
#内容量は約65cc (大さじ4杯程度)市販の骨壺2寸程度
#日本製
ゆりかごのサイズは2種類
スタンダードなサイズが約2寸(約60cc)大きなサイズが約3寸(約250cc)となります。
ゆりかごに込められた3つの想い。
①光を透す、特別な土。
ゆりかごに使用されている土は、光を透す特別な土。骨壺の中に光が透き通ることで、骨壷の中が真っ暗で寂しくないように。という想いを込めてこの特別な土にこだわりました。
②ゆりかごのように、ゆらゆらと。
ゆりかごは轆轤で一つ一つ人の手で製作されています。製作時に全体の土の重量配分を計算し下部に重さを持たしている為、ゆらしてあげたとき「おきあがりこぼし」のようにゆらゆらと優しく揺れます。
これが、ゆりかごという名前の由縁となっています。
③手の中で包んであげて欲しい
両手にすっぽりと納まるカタチ、そして手の中で感じる重さ、天然無垢材のやさしい肌触り。
これからもずっとコミュニケーションしてあげて欲しい、手の中で温めてあげて欲しい。
そんな願いが込められています。
そこに居る、ゆりかご。
まあるくて、やさしい、そのフォルムは、一見骨壷には見えません。リビング中でも自然に、そして暮らしに寄り添ってくれるデザインを目指しました。それは、自然と「そこに居る」という感覚と共に、来客時にも気を遣わせたくない。そんな想いが込められています。
故人が安らかに眠れますように、、という思いが込められたゆりかごは、日本六古窯として、
日本を代表する信楽焼の職人が、一つ一つ手仕事でつくったぬくもりを感じる一品です。
ゆりかごシリーズには、赤ちゃんへの思いを記したメッセージデザインモデルや、お名前を入れるネームモデルなどもご用意させて頂きました。
>> ミニ骨壷 ゆりかご 各種モデルはこちらから
■15週未満の赤ちゃんの骨壺 無垢の木でつくる「つみき」
#15週未満の赤ちゃんの骨壺
#素材:木(ブナ、各種素材)
#内容量は約12cc (大さじ1杯程度)
#日本製
無垢の木を削り出した手のひらにちょこんと乗るサイズのつみき。
まるでそこに居るような、丸みを帯びた人のようなフォルム、手で包み込んだ時のすべすべとした手触りにもこだわりました。
「お骨はほとんど残らないかもしれない、、、もし残ってもかなり少なくなるかもしれないと言われたので、小さめのかわいい骨壷を選びたい」というお客様もおられ、10週~15週程度の赤ちゃん用として選んでいただくことが多い「つみき」です。
つみきのボディに使用されている木は「森の母」とも呼ばれる「ブナの木」。
赤ちゃんのお骨をやさしく包み込みます。
ほっこり&ナチュラルな雰囲気で、ふたの部分は、各種素材(色)をご用意しております。「つみき」の素材は、木材とのご縁があった時に作っていますので、時期によって多少素材が変わることがあります。一期一会の出会いとなります。
>> ミニ骨壷「つみき」各種モデル・詳細はコチラ
■天然のぬくもりを感じる、+WOOLの骨壺
#20週未満の赤ちゃんの骨壺
#素材:陶器/木/ウール
#内容量は約72cc (大さじ4~5杯程度)市販の骨壺2寸程度
#日本製
陶器の筒状の骨壺に、お洋服のように100%ウールをまとった、ぬくもりを感じるモデルです。
両手にすっぽり収まるサイズで、触った時にヒヤッとした感じがしません。
インテリアにもなじみやすい、ニュアンスカラー7色から、お選びいただけます。
+WOOLのシリーズには、同色の丸いお座布団が付属します。こちらには、骨壺を乗せたり、お位牌・供養具などを乗せたり、色々なアレンジしていただけます。
ウールと聞くと冬場の素材と連想しやすいのですが、北欧ではオールシーズン使える素材として高級家具に貼るファブリックとしても使われることが多く、夏はさらっと・冬はあったか、という性質を持っていることから、天然のエアコン、と言われることも。
オールシーズン、ご自宅に置いていただける仕様となっております。
>> +woolの骨壺 各種モデル・詳細はコチラ
■色どり美しい、吹きガラスの骨壺、七音シリーズSサイズ
#20週~臨月(約40週)の赤ちゃんの骨壺
#素材:ガラス(モデルによって、銀箔、金箔)
#内容量 約180~220cc (計量カップ1杯程度)
#日本製
臨月(約40週)で亡くなられた赤ちゃんのための骨壺として、ちょうどよかった、というお声をいただくことが多い、ガラス製骨壺Sサイズ。
ガラス製の七音シリーズは、日本の吹きガラスの職人の手仕事品。
何層にもガラスの層を重ねていることから、色味に奥行きと深みが生まれます。
金箔や銀箔を散りばめた、凛とした佇まいであることから、「骨壷のイメージが変わった」「最後に着せてあげるお洋服のような感覚で選んであげたい」というお客様ご感想をいただきました。
■ゆりかごの4倍の容量になった 「大きなゆりかご」
#20週~臨月(約40週)の赤ちゃんの骨壺
#素材:陶器/木
#内容量 約260cc (市販の骨壺3寸相当)
#日本製
既存の骨壺「ゆりかご」の雰囲気で、もっと大きなサイズで作ってほしい、というお客様のお声から生まれた「大きなゆりかご」。
ガラスの骨壺Sサイズと同じくらいの大きさで、りんご1個分ほどサイズになります。
ナチュラルカラーの家具とも合わせやすい、やさしく、温かみのある意匠となっています。
ナチュラルな家具のインテリアのおうちにもなじみやすく、白くて丸みを帯びたフォルムがいのりの空間に優しく溶け込みます。
>> ミニ骨壷 「大きなゆりかご」 各種モデルはこちらから
■持ち運べる木の骨壺「いろは」
#約15週未満の赤ちゃんの骨壺
#素材:木
#内容量 約20cc (大さじ1杯ほど)
#日本製
天然の木をそのまま削り出し、木の風合いを生かした「いろは」
ねじ式になっており、フタが簡単に開きにくい構造となっています。
手のひらにちょこんと乗るくらいの小さなサイズで、本体重さも約40gと軽量であることから、持ち運びを想定してお求めになる方もおられます。
家族がおでかけするときも、一緒に連れて行ってあげたい、という思いから別売りのお出かけニットをご使用になる方も、、、(毛糸のカラー、ニット素材は時期により変更となることがあります)
>> ミニ骨壷「いろは」各種モデル・詳細はコチラ
■新作のお知らせ
骨壷「いろは」の約3倍の容量が入る大容量タイプが登場しました。詳細は下記をご覧ください。
■ちいさな惑星のような、ガラス製ミニ骨壷「しろ」「もも」「そら」
#約15週未満の赤ちゃんの骨壺
#素材:ガラス・金箔
#内容量 約15~20cc (大さじ1杯ほど)
#日本製
日本の吹きガラス職人による、アートガラス骨壺シリーズのミニサイズの中でも特に人気の高い「しろ」「もも」「そら」。
柔らかく、優しい色合いを追求しました。
上からのぞくと、まるで小さな惑星のようで、きらきらと散りばめられた金箔が美しく輝きます。
手のひらにちょこんと乗るくらいの、小さな愛らしいサイズです(みかん1個分くらいのイメージ)
>> ガラス製骨壺 ミニサイズ 各種モデル・詳細はコチラ
持ち運べる、最小サイズの骨壷「てんしじぞうのミニ骨壷」
#ほんのひとかけら
#素材:ステンレス
#内容量 約4cc (ティースプーン一杯ほど)
#日本製
「一緒にお出かけしたい」お客様の声から生まれた、もっとも小さな骨壷です。
人々を守ってきたお地蔵さんを祈りの空間に。ひとつずつ、手仕事でおつくりしました。
安心のネジ式
アッシュインジュエリーの職人たちによりステンレス無垢材を一つ一つ削り出し製作したプレミアムなてんしじぞうです。すべて日本製となります。
素材には持ち運びしても割れない、そして密閉できるネジ構造を実現する為、丈夫なステンレスを採用しました。
名入れも出来る
裏面のネジ部分に5文字×2段での刻印が可能。
●名前
●日付
●メッセージ
など、お好きな文字を刻印することが出来ます(オプション)
■納期について
在庫のある製品は、通常ですと2~3営業日内に発送できるように努めております。
(2023年現在)
(土・日・祝日・その他臨時休業日を除く)
参考リンク 納期について
火葬の日程の関係で、お急ぎの方は、当店までお問い合わせください。
※お問い合わせ日が休業日の場合、翌営業日にお返事申し上げます。
■番外編 市販の骨壺をそのまま納められる「てんしのおうち」
#赤ちゃんの骨壺(市販の4寸以下対応)
#素材:天然木
#日本製
「葬儀社さんで用意してもらった陶器の骨壷からお骨を移し替えず、リビングに自然に置いて供養できる方法ないでしょうか?」
このようなお客様のご要望にお応えできるのが、赤ちゃんのためのおうち「てんしのおうち」です。
日本の職人が、無垢の木を1枚ずつ組み上げた、細部までこだわって作った構造です。てんしのおうちの窓は、色々な色・素材から選べます。
小窓の部分にはお名前・日付などの刻印が可能です。限りなくシンプルなデザインにしたので、お部屋にもなじみやすいです。
「てんしのおうち15」は、3寸の骨壺
「てんしのおうち20」は、4寸の骨壺
「てんしのおうち25」は、5寸の骨壺
(骨壺のメーカーさんによって微妙に寸法が異なることがありますので、お手元の骨壺の寸法をご確認の上、お求めください)
>> 小さな骨壷のための「てんしのおうち」 各種モデルはこちらから
いのりオーケストラでは、様々な自然素材を生かした骨壷、また、骨壺を入れるためのおうち、ミニ仏壇、供養具をご紹介しております。
詳細はオンラインショップでご覧ください。
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