お客様のご要望により文字彫りさせて頂いた、さまざまな作例をご紹介させて頂きます(森の位牌編)
私たちらしく、あの人らしく。
位牌のご注文に関しては、(1)注文後に文字彫の原稿を作成、(2)メールにて原稿をお送りさせて頂き、(3)お客様に原稿確認いただいてから正式な本彫りに入ります。
そんな原稿のやり取りの中で今まで「こんな風に彫ることは可能ですか?」「横書きで彫ることは出来ませんか?」「故人の座右の銘を入れることは出来ませんか?」などなど本当にたくさんのご要望を頂きました。
元々弊社の位牌は小さめの位牌の為、スペースに限りがあり、文字列や幅、余白など弊社にお任せ頂けるようであれば出来る限り対応させて頂きました。そんな作例を今回はご紹介させて頂きます。
ピッタリとくっつける事が出来る、森の位牌。
上の写真は離して置いた場合、下の写真はくっつけて置いた場合。森の位牌のデザインは横に並べて増やしていったときに一枚のパネルになるようにデザインされています。
二つの位牌をピッタリと並べれば「夫婦位牌に」
家族4人の位牌を並べれば「家族位牌に」
将来的にお位牌が増えていった場合でもお仏壇の中がスッキリ、そして小さいお仏壇でも多くのお位牌を置けるように考えられています。
100種類を超える銘木を集めスタートした「森の位牌」プロジェクト
当初、世界中から100種類を超える銘木を6年かけて収集するところから森の位牌プロジェクトはスタートしました。位牌は古来真っ黒い「塗りの位牌」がほとんどでした。
このプロジェクトの趣旨は「位牌にもっと個性を、あの人らしさを」という位牌に個性を持たせるにはどうしたらいいか?という事からはじまりました。
「木は生き物」木によって木目も色も、木肌も十人十色。人の顔や性格と同じように違いがあります。そして木にはそれぞれ皆さん思い出があることが多いです。
●桜が好きだった母だから桜の木でつくってあげたい。
●梨が好きでいつも食べていたおじいちゃんへ梨の木で。
●木が大好きで大工だった父らしくヒノキの木で。
●ヴァイオリニストだった母、とても大切にしていたヴァイオリンの木と同じホワイトシカモアの木で。
●ギターが大好きだった父、こだわりの銘木でつくったギターと同じローズウッドで。
などなど、今までたくさんのお客様が故人様に縁のある木をお選び下さいました。そうすることで位牌に愛着を持ち、故人様を感じる事が出来ると喜んで頂けました。100種類を超える木からスタートしその後も順調に種類は増え一時は130種類以上になったこともありました。
その後、コロナウィルスが広まり、珍しい木の入手がとても難しくなっていき現在は当初より種類が少なくなってしまいましたが、2022年より少しずつ木を集めることも出来るようになり、また新しい種類の位牌も増えてきました。
もっと自由に。
多くのお客様からのご要望をお伺いしていくうちに、みなさんがもっと自由に自分たちらしく文字入れをしたい。ということを感じました。
最近では戒名を頂かないご家庭も増えているようで、お名前でつくりたい。というお客様も多く上記のような「お名前でつくる位牌」というご要望が年々増えているように感じます。
その中で、下記のように「ローマ字で文字入れしたい」「横書きにしたい」というご要望が思ったより多かったのには驚きました。理由を伺ってみると「位牌っぽい位牌ではなく、あまり位牌らしさがないものがいい」という声が多くございました。
下記の2種類は今では定番の文字入れのように毎月ご要望を頂くようになりました。ご希望のお客様はお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ。
森の位牌+どうぶつの位牌
森の位牌シリーズには「どうぶつの位牌」が設定されています。これは、飼っていた動物さんと一緒に仲良く並ぶお揃いの位牌をつくって欲しい。というお客様からのご要望から誕生したモデルです。
下記の写真のように真ん中に飼い主様、両脇に人生を共にした動物たちの位牌を仲良く並べた例です。森の位牌+どうぶつの位牌の組み合わせは「どうぶつとお揃いでつくれる唯一の位牌」として多くのお客様に高い評価を頂いております。
座右の銘を裏面に。
故人様が大切にしていた言葉を裏面に刻みたい。これもお客様からご要望頂いたのがはじまりでした。こちらのお客様は、表面に名前、裏面に座右の銘を彫り、リバーシブルでお使い下さっているようです。
おなまえ位牌の場合は、決まりはなく自由に文字を選ばれるお客様も多く、さまざまな位牌をおつくりさせて頂きました。文字数や余白など制限はございますが何か希望があるお客様は一度お問い合わせくださいませ。
森の位牌・商品詳細はコチラ
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