「森の位牌(もりのいはい)」 制作の裏側。・・・沈黙の作業場。
森の位牌の制作が着々と進んでいます。
ギュィイイイーーン!!
さまざまな機械が動く工場は、話し声も聞こえないほどとても賑やかです。
ただ見ていると、丁寧に切っているだけ、に見えますが・・・
実は、木の種類・繊維の方向などによって、ちょうどいい刃物や機械を調整して作業しているそうです。見た目は同じ加工でもそうした配慮によって、その後の仕上がり・木の手ざわりや感触が、より心地いいものになるそうです。まるで築地の板前さんが何種類もの包丁を使いこなすように、「木を切る」という下ごしらえだけでも手を抜くことができない仕事だといいます。
職人さんのテキパキと流れるような動きが
急に、、「ピタリ」と止まる時間があります。
いろんな角度から何度も何度も、木の表情を確認する無言の時間。
作業場に訪れる、ひとときの静けさ。
木と、人と、沈黙。
そしてまた、何事もなかったように、いろんな機械の音と元気な職人さんの声、素早い動きで活気に満ちた作業場へと戻ります。
本日もまた、地道に丁寧に、熟練職人さんたちの一日がはじまります。
こんな試作も
森のように十人十色。並べて飾れる、個性豊かに飾れる「森の位牌」。
2016年11月上旬 発売予定
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