[ペット用の骨壷]サイズはどれを選べばよいですか?犬種別・供養の方法に合わせた骨壺の選び方について
我が子のように大事にかわいがってきたペットさんとのお別れをご経験されたお客様から、「かわいい骨壷に納めてあげたいけど、うちの子はどのサイズの骨壺を選んだらよいの?」というご質問をいただきました。
いのりオーケストラの供養具は、「大切な家族」のために、デザイン・製作し存在しています。どうぶつも家族。だから同じように供養してあげたいと思っています。
大切な家族を思う気持ちは、みんな一緒、それが私たちの考え方でもあります。
いのりオーケストラの骨壺は、小さめで分骨用にご利用になるケースが多いのですが、素材・デザインによっては、どうぶつさんの全骨を納めていただけるモデルもございます。
骨壺ごとに内容量に違いがありますので、どうぶつさんの種類別(犬種別)・供養の方法について、選び方のご参考になればと思います。
■全てのお骨を納める骨壺、手元供養(自宅供養)をご希望の方
●ペット霊園などに納骨をしない
●埋葬せずに、自宅で骨壺を保管して供養してあげたい
という場合、どうぶつさんの全骨を骨壺に納めることになりますが、どうぶつさんの種類によって、骨壺の大きさが変わってきます。
下記は、どうぶつさん/犬種ごとの平均的な骨壷のサイズ目安表です。
※同じ犬種でも体格・ご火葬の状態などでお骨量には個人差がございますので、目安としてご参考ください。迷われたときは、少し大きめサイズをご用意されることをお勧めいたします。
※寸法・内容量は骨壷メーカーによって多少前後しますので、目安としてご参考ください。
また、やむを得ない理由で、ご用意されたお骨壺に納まりきらない場合は、別の骨壺に分けて分骨されるケース、または、お骨の一部を小さく砕いて調整しながら納骨される方もおられます。
リビングなどにお祈りコーナーを作りたい場合、骨壺とはっきりわからないような形で、供養をされたい、というご希望の方もおられます。
市場に多く流通しているのは、円筒形のシンプルな骨壷に和紙のカバーがセットされたものです。その場合、洋風インテリアなどのお部屋の場合、調和の部分での課題がありました。
「ご来客の際に、お客様にできるかぎり気を遣わせたくない」
「好みのインテリアに調和しやすいように」
というお客様のご希望にお応えするべく、シンプルで、骨壺と分かりにくいような質感・意匠を追求した骨壷が生まれました。
一般的な円筒形の骨壺サイズ | いのりオーケストラの骨壺 |
2寸 (約75cc) 体重約1kg以下の小動物 または 分骨 | ゆりかご(約70cc) +woolの骨壺(約70cc) |
3寸 (約360cc) 体重約3kgほどの超小型犬、子犬、子猫等 または 分骨 | 大きなゆりかご(約260cc) ガラス骨壺Mサイズ(約500cc) |
4寸 (約950cc) 小型犬・猫 | ガラス骨壺Lサイズ(約1000cc) |
いのりオーケストラの骨壺は、小さめのサイズが多いので、全骨用としてお使いいただけるのが、小型犬以下の体格のペットさん用となります。
■ミニ骨壷「ゆりかご」は市販の2寸相当(分骨用としても)
グッドデザイン賞を受賞した、ミニ骨壷「ゆりかご」は限りなく自然な素材で、肌のような手触り感を追求しました。名前の通り、「ゆりかご」のようにゆらゆらと揺れ、底面に重心があるので、また元の場所に戻ります。
本体の部分は信楽焼の職人の手によって、一つずつ丁寧に焼き上げられ、フタは木工職人が無垢材を削り出し、すべすべとしたいつまでも撫でたくなるような触感を追求しました。
両手でそっと包んで、撫でてあげたり、話しかけたり、、、手の中にすっぽり収まるサイズです。
「ゆりかご」は猫・犬の場合、分骨用としてご利用いただけます。
(小鳥・はりねずみ・ハムスターなどの小さな動物さんでしたら全骨納めることが可能です)
フタの部分には、どうぶつさんのシルエットと、アルファベットでお名前を刻印できます。
シルエットは下記から選べます。
選べるペットの種類(あしあと(肉球)、チワワ、トイプードル、キャバリア、コーギー、シーズー、柴犬、ダックス、パグ、パピヨン、フレンチブルドッグ、ポメラニアン、マルチーズ、ミニチュアシュナウザー、ヨークシャーテリア、ゴールデンレトリバー、レトリバー、猫、ネコ、かぎしっぽネコ、うさぎ、鳥)
骨壺ゆりかごの詳細・販売ページはコチラ
■ミニ骨壷「+wool」は市販の2寸相当(分骨用としても)
木と陶器のミニ骨壷が、100%ウール(毛)のカバーをまとい、ぬくもりを感じるモデルとして生まれました。「ミニ骨壷ゆりかご」と同じくらいの容量・手の中にすっぽり収まるサイズ感です。
「+wool」の骨壺には、写真のような丸台座がセットになっています。ぽってりしたふかふかのお座布団をイメージし、丸みがでるように、一つずつ手仕上げしております。骨壺を置いたり、おりんなどの仏具の台座としても。
ウール(羊毛)は、「呼吸する繊維」とも呼ばれ、夏は蒸れを吸収し、乾燥した冬は湿度を保つことから、北欧の高級椅子を貼る生地にも多用されています。日常的に使用する家具に比べると、骨壺を触れる機会はそこまで多くはありませんが、オールシーズン使える素材ということもあり、季節を問わず、お部屋に置いていただける仕様となっています。
こちらも、2寸相当の容量ですので、猫・犬の場合、分骨用としてご利用いただけます。
(小鳥・はりねずみ・ハムスターなどの小さな動物さんでしたら全骨納めることが可能です)
骨壺「+wool」の詳細・販売ページはコチラ
■「大きなサイズのゆりかご」は市販の3寸相当(分骨用としても)
「大きなサイズのゆりかご」は、「ゆりかご」のかわいいフォルムをそのままに、もう少し多めのお骨を納めてあげたい、というお客様のお声から生まれました。
市販の3寸サイズの骨壺(容量約360cc)より、少し容量が少なめですので、3寸ぎりぎりにお骨が納められている場合は難しいのですが、7~8割くらいの容量の場合は、お使いいただけるサイズ感です。
ご利用されたお客様から、「チワワの1歳未満の赤ちゃん用」「猫さん用」として、サイズがちょうどよかった、というご感想をいただきました。(同じ体重でも、体格によってお骨量は個人差があります。実際のお骨の量をご確認後ご検討ください)
骨壺ゆりかごの詳細・販売ページはコチラ
■持ち運べる木の骨壺「いろは」は、分骨用・形見用として
「いろは」は、天然無垢の木を削り出した、ねじ構造の小さな骨壷です。
納めていただけるお骨の量は大さじ1杯程度ですが、ご遺骨だけではなく、猫、犬の毛(遺毛)や歯、鳥の羽など納めるお客様もおられます。(体毛の場合は、和紙などに包んで納められる方が多いです。)
また、「いろは」のもう一つの特徴として「持ち運び・携帯」できる、という側面があります。家族が旅行するときにも一緒に連れて行ってあげたい、というご要望から、専用の「おでかけニット」が誕生しました。お母さんが編んでくれた手編みのセーターみたいに、やさしい気持ちを込めて、、
重さも約40gと大変軽量ですので、持ち運びの際の負担感がありません。(たまご1個より軽いくらい)
いろはにも「アニマルシルエットモデル」がございます。名入れプランや製品詳細は、こちらをご覧ください。
ミニ骨壷「いろは アニマルシルエット」モデルなど、各種シルエットデザインの製品一覧
■ご火葬後、市販の骨壺をそのまま納められる「てんしのおうち」
「てんしのおうち」は、市販の円筒形の骨壺を、おうちの中に納めることで、カバーの役割を果たし、また、周りに供養具を置くことで、お祈りの場所としてお使いいただけるものです。
無垢の木を組み上げて作った、やさしく温かみのあるお家です。ゆっくり安らかに眠ってほしい、そんな願いを込めました。 窓の部分には、お名前などを刻印することも可能です。
てんしのおうちは2サイズから、選べます。
てんしのおうち15→市販の円筒形骨壺 3寸用
てんしのおうち20→市販の円筒形骨壺 4寸用
てんしのおうち25→市販の円筒形骨壺 5寸用
※骨壺のメーカーさんによって若干の仕様・サイズの違いがございます。ご検討の際は、お持ちの骨壺のサイズをご確認いただければと思います。
てんしのおうちの詳細・販売ページはコチラ
■市販の骨壷をおさめることのできる、天然木の骨壷カバー
市販の骨壷 3寸~5寸までを納めることができます。(3サイズご用意しております)
詳しくは、下記の記事をご覧ください。
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