「大きな、大きな、てんしのおうち」
成人の全骨を納めることのできる「7寸対応てんしのおうち」
今回7寸、8寸の骨壷を納めることのできるおうちの製作にチャレンジしました。製作のきっかけはご子息を亡くされたご家族からのご要望でした。
使用環境にもよりますが無垢材の特性上これだけ大きいと角が開いてくる可能性が高い為、製品の安全を考えて一度はお断りさせて頂いたのですが「色々と探しましたが、イメージのものは見つからず、いのりオーケストラで何とか製作出来ませんか?」と再度ご連絡を頂き、チャレンジすることになりました。
無垢材を使って製作する為、大きなサイズになるほど湿度と乾燥の落差により木が反る可能性が高くなります。その為、今後木材の反りによりメンテナンス等が必要になる可能性も十分考えられます。今回はそんな木材の特性も含めお客様にご説明させて頂いた上でご製作をお受けさせて頂きました。
てんしのおうち35
一番小さなおうちが横幅15センチ、今回製作したのは35センチ。比率で大きくなっていくので数値よりも実際に見るとかなり大きいです。しかしここは職人がさすがでした。苦労しながらも同じ木材・同じクオリティで試行錯誤しながら完成させてくれました。
無事お客様にもお届けさせて頂き、大変喜んで下さいました。
オーダーメイドのおうち。今後、このようなサービスをご提供できるよう職人と力を合わせ体制を整えていきたいと思います。
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