二つの作品に共通するデザイン「やさしい位牌」&「モダンなる具足」
共通するデザイン。
やさしい位牌とモダンなる具足は同じデザイナーによりデザインされています。そしてやさしい位牌と一緒に並べた時一番きれいに見える大きさです。やさしい位牌は無垢材をろくろで一つ一つ削り製作しています。モダンなる具足は?というとステンレスの無垢材を一つ一つ削り出しまったく同じ作り方で再現しています。やさしい位牌をよりモダンなデザインに際立たせるため、モダンなる具足はあえてステンレス無垢という材料を採用しました。
くびれ&まるみ
やさしい位牌とモダンなる具足のデザインで共通するのは、「くびれ」「まるみ」
写真を見てもわかるようにやさしい位牌の土台をベースに高さとくびれ、そして直径の寸法を変更しバランスを整えました。だからこそ並べた時の一体感や共通感を感じて頂けます。これは同一のデザイナーから生まれたデザインならではのものです。
ズシッとする重量。
手にした瞬間、ビックリとするほどの重さを感じます。おそらく日常でこれくらい重いステンレスの塊というものを手にしたことがない人は多いでしょう。通常、真鍮などの金属製品は型をつくってそこに金属を流し込んでいくのですが、「モダンなる具足」は鉄の塊を削って成型していきます。その為、鈴のように中が空洞ではなく、中身が詰まった鉄の塊なのです。
無垢の削り出しという製作方式にこだわった日本の職人ならではの一品です。
時計&ジュエリー職人たちによる手仕事。
やさしい位牌の土台と同様に一つ一つ手仕事で製作される「モダンなる具足」無垢材を削り出し、一つ一つ丁寧に表面を仕上げていく。ジュエリー職人ならではのクオリティは仏具の域を超え工芸品のような仕上がりにも感じます。
シンプル&ミニマル、引き算のデザイン。
デザインをするとき、人はどうしても加えたくなってしまいます。そこを引き算していくことによってこのデザインへと導いています。引けば引くほどデザインするのが難しくなり、そして製作する職人もミリ単位の精度を求められます。
だからこそ、シンプルなデザインは偉大でもある。とも言えます。
上から見ると「まあるいデザイン」
そしてこの共通するデザインは横からのみでなく、上から見た時にそれを知ることが出来ます。 「全部〇になる」
いのりオーケストラのロゴの真ん中にある「まる」
これはいのりオーケストラのシンボルでもあり、上から見ると丸になる。これがデザインコンセプトの中心にあります。人は直線を作り自然は曲線をつくる。というように「まる」というデザインのものを製作するのは少し手間がかかるのです。「一つ一つ手仕事でつくる」そんな意味も込めていのりオーケストラの作品は上から見ると「まあるい」ものが多くあります。
並べて美しい。
コンセプトが中心にあるプロダクトは並べた時にデザイナーの意図や想いが見えてくるように思います。使う人が作品を購入し並べた時に「これは同じデザインで統一されてたんだ」と感じてくれたら嬉しく思います。
いのりオーケストラデザインの仏具
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