ありそうでなかった、「よこがきの、おなまえ位牌」
こちらの製品は、販売終了となりました。
戒名をおつくりにならない方、特定の宗派に属していない方から、手を合わせる対象としてお位牌をつくりたい、というご依頼も増えてきました。
タテ型の細身のお位牌の場合、スペースの制限もあり、技術的な理由からヨコ書きでの刻印が難しかったのですが、上記のようなお客様のお声にお応えするべく生まれたモデルです。
◆本質はそのままに。
位牌はもともと中国の後漢時代の儒教が発祥で、官位や姓名を板に記してまつったことが最初と言われています。日本で位牌を作るようになったのは鎌倉時代の禅宗の寺院からと言われ、一般家庭に広まったのは江戸時代以降と言われています。古来より、中国・日本などの漢字を使用する文化圏においては、タテ書きの様式が一般的であったので、位牌もタテ書きになったのは自然な流れと考えることもできるでしょう。
明治時代以降、欧米文化が日本に伝わったことで、日本人の生活スタイルも大きく変化を遂げました。欧米からの影響を受け、日本古来の伝統的なものを大切にしながらも、新しい文化も取り入れながら、発展・進化し続けています。
書物も縦書き・横書きのもの、様々なスタイルのものがあるように、お位牌のお名前もヨコ書きであっても、手を合わせる対象・故人へささげる祈りの気持ちの本質的な部分には変わりありません。
宗教観・ライフスタイルを自分で選択できる現代だからこそ、自分らしさ・故人らしさを考えた結果、「よこがきの、お名前の位牌をつくる」という選択肢があってもいいのではないかと思います。
◆欧米の墓石とおなじスタイル。お名前を英語表記で。
洋風のインテリアがお好きなお客様から、欧米の墓石のスタイルのような位牌にしたいというお声もあり、下記のようなレイアウトが可能になりました。
1行目はフルネームでお名前を。
2行目には、お誕生日からご命日までを西暦で表記することができます。
◆先祖位牌として。森の位牌と合わせても◎
グッドデザイン賞を受賞した「森の位牌」と土台の高さが合う設計になっているので、並べた時にバランスがきれいにそろいます。すでにお一人のお位牌をお持ちの方が、ご先祖のお位牌をお作りになった場合、並べて置いても美しく見える意匠となっています。
先祖位牌について(参考記事はコチラ)
https://www.inori-orchestra.com/blog/kuridashi-ihai
◆背丈が低めなので小さなおうちとの相性も◎
コンパクトに仏壇スペースを作りたいというお客様からご支持いただいている「いのりのおうちワイド無垢250シリーズ」
小さめのおうちの中に、ミニ骨壺などを横に置いても余白が残るので、圧迫感のないサイズ感になっています。
◆レイアウトは2種類から選べます。
下記のように(1)英字パターンと(2)お名前パターンのいずれかを選ぶことができます。
その他、お位牌のサイズや詳細については、オフィシャルショップにてご案内しております。
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