赤ちゃん供養について
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流産・死産含めて水子供養・赤ちゃん供養において納骨はひとつの区切りとなります。 最終的には「お墓・納骨堂・永代供養でお寺さん等に納める」という選択が一般的です。 その「納骨までの一定期間」を、すぐには納骨せず「おうち時間」として、お手元でしばらくの間を一緒に過ごす選択をされるお父さんお母さんが増えています。
お父さんお母さんの赤ちゃんを思う気持ちはもちろん、いったん気持ちを落ち着かせ、今後についてじっくりと考える時間にもなります。
逆に、納骨や供養は出来るだけ早く一段落させた方がいいという意見もあります。悲しい期間を少しでも短く、少しでも早く気持ちを切り替えた方がいいという意見もあり、もちろん人によって様々です。
しかし実際にお墓へと一度納骨してしまうと、再び手元に置くことは様々な理由で難しくなるため、きちんとその部分を確認しておく必要があります。
お墓へ納骨することはいつでも可能です。お墓・納骨堂・水子供養の合祀など選択肢はさまざまです。実際には四十九日は一ヶ月半ほどで、本当にあっという間だと言われます。
その点ではあせってお墓の手配をするよりも、家族みんなでお家での時間を一緒に過ごしながら、ありがとうの気持ち・いろんな気持ち・もやもやした想いを少しでも整理できたという声もあります。実際にはお父さんお母さんの気持ちも一段落するまで、ゆっくりと考えるという方が増えています。
期間は数ヶ月~数十年まで人それぞれと言われています。供養のベストな選択肢や納骨するタイミングなど、お父さんお母さんでゆっくりと話し合いの時間を持つためにも、そうした期間が様々な意味で役に立ったという方も少なくないようです。
また上記のように何年かの区切りをつけてお墓・お寺に納骨するほか、お骨壷もごく小さいためそのまま自宅に保管されている方も増えているようです。もし身近で同じような経験をされた方に相談できればベストですが、そうでない場合、下記のようなコミュニティーの掲示板・交流会などで相談してみるのも方法のひとつです。
参考リンク:
流産死産など小さなお子様を亡くされたご家族の相互支援を目的とする非営利任意団体。
流産・死産経験者で作るポコズママの会
http://pocosmama.jp/
みんなの掲示板/体験記
http://pocosmama.jp/bereave/forum/
赤ちゃんとのお別れの前に
http://pocosmama.jp/bereave/farewell/
お父さん・お母さん、家族で一緒に過ごす時間。その間、自宅に戻ってきたお骨壷は赤ちゃんのための小さな「おくるみ」となって一緒に過ごすことになります。リビングや寝室などのお部屋の中でも、やすらかに眠って欲しいという赤ちゃんを想う声から生まれた、さまざまな自宅用のお骨壷が増えてきました。
以前は誰が見ても分かるような白い陶器のお骨壷が主流でした。やはり暮らしの中に直接置くには違和感があり来客のたびに気を使うなど、結果的に人目につかない場所へ置いてしまうという状況もあったそうです。しかし現在ではさまざまな面でお骨壷も変化し、使う人・暮らしの視点をとりいれ、ごく自然に置けるようなデザインが増えてきています。また「みまもる側 ― お父さんお母さん」の気持ちもそっと癒やしてくれるような、優しいフォルムや色使いが取り入れられ、より親しみやすい進化を遂げています。
ころん、じんわり、自然のぬくもり。完全ハンドメイド「ゆりかご」シリーズ
陶器のお骨つぼ「ゆりかご」は、お父さん、お母さんの声から生まれたお骨壷です。ころんとしたそのカタチに意味が込められています。両手で包むように持つと、丸いフォルムがタマゴのようにぴったりと手に馴染むようになっています。リンゴくらいのサイズ感で、お母さんの手にもちょうど収まります。陶器のきめ細やかなしっとりした肌触りにもそうした配慮がなされています。
木のお骨壷「つみき」シリーズ。いつまでも触っていたくなる、心地よい木の手触り。
持ち運びもできる木のお骨壷「いろは」シリーズ。想い出の品と一緒に引き出し等にもしまいやすい、両手に包める「おはじき型」。
天然素材のどこか”ほっ”とするぬくもり、やわらかな触り心地。天然木のため全く同じ模様・色合いはなく、それぞれ個性をもった質感です。お仏壇・お部屋へ置いたときにも、優しい空気感で包んでくれます。
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近年、赤ちゃん供養においてもはもちろん、流産死産などの水子供養の際にもお位牌をつくられる方が増えています。宗派や地域などでさまざまな考え方がありますが、いずれ納骨の時期がきた際には手元に何も残らなくなってしまうため、お位牌として残したいという理由が多いようです。わずかでもこの世に生を受けた赤ちゃんの証として、誕生・年齢に関係なくお位牌をつくりたい、というお父さんお母さんの率直な意見も多いようで、年々増えてきています。
また宗派や考えによっては、水子供養の場合にはお位牌を作らないというケースもあるようです。お位牌の戒名・内容等については、お付き合いのあるお寺さんなどへ直接ご相談ください。下記は一般的な一例となっています。
お名前でつくる場合
例: おもて面 「東京太郎之霊位」
例: うら面 「平成七十三年十二月七日」
お名前なしの場合
例: おもて面 「水子之霊位」(または○○家水子之霊位など)
例: うら面 「平成七十三年十二月七日」
上記は一般的な一例です。
流産・死産の水子供養、赤ちゃんやお子供さんの戒名については下記のような大まかな決め方があります。
「位号(いごう)」と呼ばれる戒名の中の決まり文字で、戒名の一番下、最後の部分に入ります。大人の戒名でいう「~居士・~大姉」という部分となります。赤ちゃんや子供の場合には、この「位号」と呼ばれる部分が年齢や性別によって異なってきます。
宗派・お寺・地域ごとにも異なりますが、ほぼこのパターンに当てはまる戒名を頂くケースが多いようです。
死産や流産の水子供養の場合「水子(すいし・すいじ)」
主に1歳ぐらいまでの赤ちゃん 「嬰児・嬰子(えいじ・えいし)・嬰女(えいにょ・えいじょ)」
主に2~3歳前後の幼児・お子さん「孩児・孩子(がいじ・がいし)・孩女(がいにょ・がいじょ)」
十五歳未満の子供に「童子(どうし・どうじ)・童女(どうにょ・どうじょ)」
(「善童子(ぜんどうし)・善童女(ぜんどうにょ)」とするパターンもあるそうです)
現在では一般的に水子供養(みずこくよう)と読むケースが多いですが、本来は上記のように「水子(すいし・すいじ)」と呼んでいたことからお位牌に使う場合には上記のように読まれます。
こうした戒名の文字には大人の戒名と同じく、仏教の意味において故人への尊敬の念と感謝の気持ちが表れた意味が込められていると言われています。
グッドデザイン賞受賞「やさしい位牌」シリーズは、赤ちゃん供養についての実際の声からもヒントを得て制作されています。まるで赤ちゃんを抱っこするように両手でそっと包めるフォルム、明るく優しいイメージの天然木素材によって、従来のお位牌とはまったく違ったイメージとなっています。丸みを帯びたころんとしたフォルム、リビングに置いても違和感のない「やさしい空気感」で、思わず両手でぎゅっとしたくなるような、かわいらしいお位牌シリーズです。
グッドデザイン賞を受賞。使う人の立場から生まれたコンセプトが評価。
どんなインテリアにもすっと馴染む、北欧家具のような空気感。
リビングにつくった小さなお仏壇・供養スペースにも、すっと馴染む天然木の色とかたち。一番小さな「まめ位牌」なら、女性の手のひらにもちょこんと乗る赤ちゃんサイズ。巾着袋に入れて持ち運ぶことも可能です。最小サイズの(まめ位牌)2.5寸、3寸、3.5寸から選べるサイズ。
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「お仏壇」というよりも「お祈りのための、赤ちゃんのための空間」というイメージで考えられている方が多いようです。黒くて立派、といった一般のお仏壇とは違った雰囲気に。どこかほっこりとするような、温かみのある「赤ちゃんのお家」をつくってあげるようなイメージで。
お墓に納骨するまでは、お家の中にちゃんと居場所をつくってあげよう、という気持ちで仏壇・祈りの場所を用意されるお父さんお母さんの声が見受けられます。お位牌・お骨壷のほか、母子手帳やおくるみなどの大切な品を置いて手を合わせる方も多いようです。想う気持ちはカタチではないため、あえてお仏壇は置かず、写真やお位牌・想い出の品のみを置いてお祈りの場所とされる方も少なくないようです。
お仏壇には見えない北欧家具のような色合いとシンプルさで、赤ちゃん供養としても気兼ねなく置くことができそう。
お仏壇の置き場所に悩んでいた方へ。何十通りにも飾り方を選べる、A4サイズのお仏壇。グッドデザイン賞を受賞。
その名の通りお家をモチーフにした「いのりのおうち」。○○ちゃんのお家なんだよ、と幼いお子さんにも伝わるシンプルなお仏壇。グッドデザイン賞受賞。
「てんしのおうち」シリーズ。赤ちゃん用のお骨壷(2〜3寸)ほどのお骨壷を収めることができます。木のぬくもりから生まれる、どこか愛らしい表情。大切な方をやさしく守るお家です。
表面はシンプルに、裏面にはお骨壷を置けるスペースを設けたいのりのおうち。手前の見える部分・奥の見えない部分で、好みの飾り方が。3〜4寸のお骨壷を置ける少し広めのスペースを確保できます。
まるで木のおもちゃや積み木をイメージするような、全体的に明るくてやさしい色が主流に。普段通りのリビングや寝室にもさりげなくそのまま飾ることが可能です。お仏壇の周り・引き出しには、タオルやおくるみ・母子手帳やエコー写真など大切な品を一緒に置かれる方も。音も見ためも可愛らしい、デザインおりんを添えて。
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